個人向けクラウド・ストレージサービスってどれがいいの?


自宅のクラウドコンピューティング環境 / bm.iphone

最近はローカルにファイルを置くのではなく、クラウドストレージを使ってファイルを管理することも多いですよね。
クラウドストレージの戦国時代に突入したというわけで、今回はクラウドストレージの比較をしてみようと思います。
クラウドストレージは、正直有象無象となっていますが、主なクラウドストレージと言えばどのようなサービスを思いつくでしょうか?

アマゾンのAWS、マイクロソフトのAzureなどのエンタープライズ系のものもあります。
エンジニアの方々だと「GitHubでしょ」という方もいるかもしれないですし、ノートという単位で様々なログをとるにエバーノートを使っている人もいますよね。

今回は勝手ながら、Dropbox、Googleドライブ、OneDrive、Boxの4つのクラウドストレージを取り上げることとします。
iCloud、SugarSync、Nドライブ、Amazon Cloud Driveなどあるという意見もありますが、とりあえず有名どころである上の4つのクラウドサービスを比較します。

■ Dropbox

まずクラウドストレージというとDropboxを思い浮かべる方も多いでしょう。
創業者は、ドリュー・ヒューストンとアラシュ・フェルドーシです。

「人生のコツはたったの3つ」Dropbox創業者ドリュー・ヒューストンの卒業スピーチが感動的


Dropbox founder Drew Houston explains his success

Dropboxは、2014年9月1日に日本オフィスを設立し、元シマンテック代表である河村氏を日本カントリーマネージャーに起用しました。
Dropboxが日本オフィスを開設、「中小企業の多い日本市場に期待」

日本法人を設立し、特に日本の中小企業に使ってもらえるよう活動を強化していくという目論見です。

更に、Dropboxはマイクロソフトとの協業も始めたのです。

MicrosoftとDropboxが提携―Office 365とDropboxストレージが高度な相互連動へ

OneDriveを提供しているマイクロソフトといえどもDropboxは、無視できない存在になっているのでしょう。

Dropbox料金プラン

ベーシック 2 GB 無料
Dropboxプロ 1 TB ¥1,200 / 月
ビジネス向けDropbox 1TB1 ユーザーにつき ¥1,500/月

■ Googleドライブ

言わずと知れた、IT業界の巨人Googleのクラウドストレージサービスです。
Googleドライブはいわゆるストレージというだけでなく、GoogleDocsというクラウド上のオフィススイートを提供しながら、他のファイルも格納できるという変わり種です。

GoogleDocsは、非常に大きなシェアを持つMicrosoft Officeに正面から対抗していく位置付けです。ただ、それだけで終わらずGoogleDocsで作成したファイルも、Microsoft Officeのドキュメントも格納できるというのがGoogleドライブの特徴でもあります。

マイクロソフトという巨人に立ち向かうもう一人の巨人であるGoogleはMicrosoft Officeも取り込むというしたたかな戦略をとっています。

Google ドライブ、Gmail、Google+フォトの全てを合わせて15GBの容量が無料で格納できます。企業でGoogle Appsを活用する場合、30GB以上の容量を使用できるようです。更に、Googleドキュメントやスプレッドシート、スライド、共有アイテムは、保存する容量に含まれないためGoogleDocsをメインで利用するのであれば、実質、容量は無制限となります。

さすが、IT業界の巨人ですね。

Googleドライブ利用料

保存容量 月額料金
15GB 無料
100GB $1.99
1TB $9.99
10TB $99.99
20TB $199.99
30TB $299.99

■ OneDrive

さて、Googleと真っ向勝負となっているマイクロソフトのクラウドストレージサービスがOneDriveです。元は「SkyDrive」という名前でしたが、マイクロソフトのブランドの方針から「OneDrive」に変わりました。

マイクロソフトには、他社よりも先行していたクラウドサービスとしてHotmailを扱ってきた強みがあり、クラウドでのデータ管理には自信があるようです。

また、同社の主力製品であるMicrosoft Officeをサブスクリプション形式のオフィスツール「Office 365」に移行していこうという流れもあったり、クラウドプラットフォームである「Azure」を推進しているなど、いわゆる「クラウド」に力をいれています。特に「Azure」は、こちらもAmazonの「AWS」と真っ向勝負となっています。特に個人向けのOneDriveでは、Microsoft Officeとの連携についても、クラウド上のワードやエクセルのファイルを簡単に編集することができるというも同社ならではの強みを持っています。

OneDrive利用料

5 GB 無料
100 GB 1.99 ドル/月
200 GB 3.99 ドル/月
1 TB 6.99 ドル/月(Office 365 を含む)

■ Box

多くのベンチャーキャピタリストから天才と呼ばれるBoxのCEOアーロン・レヴィ氏は2014年5月に初来日し、日本における展開について熱く語っていました。

ボックス、日本でもスタートアップ投資検討 アーロン・レヴィCEOが語る成長戦略

また、COOであるダン・レヴィン氏は、2014年10月30日に来日し講演をしました。

ITトランスフォーメーション 〜クラウドでユーザー、アプリケーション、情報をつなぐ〜 Box, Inc. COO ダン・レヴィン

レヴィン氏は、レガシーシステムがクラウドに変わっていくと主張しています。
 Siebel => Salesforce
 SAP => Work.com
 IBM => Box
とかなり大胆な発言もしています。
また、Boxはセキュリティが強化されており、エンタープライズにも多数導入されていると説明していました。

Box 利用料

15 GB 無料
100 GB $1.99
1 TB $9.99
10 TB $99.99
20TB $199.99
30TB $299.99

オフィススイートを使いたいのであれば「OneDrive」か「Googleドライブ」、データ格納・共有であれば「Dropbox」「Box」という結論ですかね。
ということで、4つのクラウドストレージサービスを比較してみました。
まだまだ、社内外での情報共有、フリーエンジニアの方のローカルファイルのバックアップなどで活用してみてはいかがでしょうか。